今日の大阪弁護士会常議員会では、死刑廃止に関する大阪弁護士会の意見書を提出すべきかどうかについて討議された(決議は、まだされていない)。
死刑廃止かどうかは、その人の人生観にも関わる問題だと思う。
司法試験受験の際に刑事政策を勉強したが、死刑廃止か存置かについては、それぞれの立場からもっともな意見があり、私としては、甲・乙つけがたかったように思う。
議案の説明委員の先生は、法制度の問題として考えて欲しいと言っていたが、それぞれの人生観や哲学を切り離して考えることは、おそらくかなり難しいと、私は思った。