映画 「ゲーム」

 投資家のニコラス(マイケル・ダグラス)は、誕生日に弟(ショーン・ペン)からプレゼントをもらう。そのプレゼントとは、CRS社の提供するゲームなのだと弟はいう。CRS社に出向いたニコラスだが、結局ゲームには不適合であると宣告される。しかし、ニコラスの身辺には奇妙な出来事が頻発し、そこにはCRS社の影がちらつく。今、会っているこの人物は、敵なのか、味方なのか。今、経験していることは、罠なのか、そうでないのか。ニコラスは、次第に追いつめられていく。

 ネタばれしないように、内容を紹介すると大したことない映画のように思われるかも知れませんが、なかなか面白い映画です。一気に観客を引き込んで、最後まで引っ張り続ける力がある映画だと思います。お盆休みにはお勧めでしょう。ちょっと値段が高いのが残念です。

 監督はデビット・フィンチャー。「セブン」、「ファイトクラブ」、「パニックルーム」などを撮っています。最近では「ゾディアック」が公開されたので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

 私はこの映画を映画館で最初に観たとき、O・ヘンリーの短編小説の翻案ではないかと思いました。久しくその記憶を忘れていたのですが、最近久しぶりにO・ヘンリーの短編集を読んだ際に、「黄金の神と恋の射手」という作品があり、これが「ゲーム」の元ネタではないかと改めて感じた次第です。

 もしまだご覧になっておられない方は、O・ヘンリーの短編集を読む前に、必ず先に「ゲーム」をご覧下さい。映画に入り込めれば相当面白い時間を過ごせると思います。

DVD 6300円(税込)

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