本日の常議員会で、大阪弁護士会の63期修習生向け就職説明会の様子が報告されていました。
法律事務所のブース設置23(午後は3事務所減って、20ブース)、企業のブース4の午前27ブース、午後24ブースだったそうです。
就職を求めて集まった63期修習生は・・・・・、午前の部141名、午後の部152名の合計293名でした。内訳は現行63期18名、新63期275名、大阪修習144名、大阪以外修習149名だったそうです。
確かに、就職説明会だけから判断することはできませんが、単純に考えれば、仮に各ブースが1人しか採用しないのであれば就職競争率は約11倍という狭き門になっています。
就職難が報じられていた公認会計士については、あまりの就職難などから、オンザジョブトレーニングが極めて困難になりつつあり、公認会計士試験の合格者を減らすことになりそうだと新聞で報道されていました。
63期修習生のこの現状は、弁護士の就職難以外の何物でもないように思えます。
それでも、日弁連は法曹人口5万人を目指すと言い続けています。現状を見ていないのか、見て見ぬふりをしているのか、それとも、もうすぐ任期が終わるので放置されているのか、 私には分かりませんが・・・・・・・。