審議事項の後、畑大阪弁護士会会長から、会務執行方針についての報告がありました。畑会長の選挙公報や○○会の会長当選おめでとう号にも書かれていたように、「弁護士のプレゼンスを高めよう」というのが方針だそうです。
他にも会務報告として、予算編成方針などについての説明もありました。
私としては、畑会長の会務執行方針に質問しても良いのかなと思っていたところ、別の先生が先に質問して下さったので、安心して、質問させて頂きました。
質問の方法もきまりがあって、挙手→議長が発言許可→目の前にあるマイクのスイッチオン→名前を先に行ってから発言→発言終了でマイクオフ、というのが事前に説明されていました。マイクスイッチをオンにするとポーンと音が鳴るようになっているのか、ぽーんと言う電子音が聞かれました。
私の質問は、弁護士増員(但しそのスピードは現状維持)を掲げる畑会長が、どのくらいの増員を考えているのか、増員には弊害もあるという畑会長が、どんな弊害をお考えなのか、他士業との業務に関して会務執行方針に記載がないが、どう考えているのか、の3点でした。
畑会長は、弁護士人口5万人を否定する理由はないと思う、という趣旨のことを述べられ、弊害については特に明確に言及されなかったように記憶しています。また他士業との業務関連に関しては、司法書士は弁護士の不足している地域での補完をしているという認識であるとのことでした。
更に突っ込んでお聞きしようとすると、おそらく議長?の先生から、「そのような問題はこれから議論していくべきものであって、今ここで議論すべきではないと思う。どうしてもというのであれば発言されたい。」、というご主旨のご指摘を受けました。
しかしここでひるんでは意味がないと思いましたので、司法書士だけではなく行政書士までもが、法律上扱うことを禁止されている法律業務を行っていることを指摘し、きちんと対策されたい、その意味で会長のプレゼンスに期待します、という趣旨の発言を付け加えさせて頂きました。
詳しい内容は、常議員会の議事録に記載されていると思いますので、興味ある方はご覧下さい。私自身も、少し緊張していたので、きちんと日本語をしゃべっていないかもしれませんが、いろいろ興味深いやりとりも含まれていると思います。