週刊誌~高校時代のこと

 もうあまり関係がないんだけれど、と思いつつ、ついつい買ってしまうのが、週刊誌の高校別主要大学合格者数特集です。

 私の高校(和歌山県立新宮高等学校)の場合、東大・京大合格者速報に名前が出ることはまずないので、東大・京大速報の週刊誌は避けて、高校別の合格者速報を密かに買うのですが、正直言ってこの時点で、なんだかよその高校に負けたような、少し残念な気がします。

 今年の最終合格者数までは判明していませんが、残念ながら、私の母校はあまりふるわないようです。地方こそ人材育成が大事だと思うのですが、優秀な人間は都会の恵まれた環境を目指すためか、どうも進学に関してうまく行っていないようなのです。

 HPで母校を見ると、普通科のクラスが7つになり、私達の時代より3~4つ減っています。そして、私が高校2~3年生のときに現代国語を教わった、中谷剛先生が校長を務めておられるようです(新年度の異動はどうなるか分かりませんが)。

 当時の中谷先生の現代国語の試験は、時折ユニークな設問があり、問題文に掲げた小説の一部を空欄にして、そこを生徒に自力で埋めさせるという設問がありました。

 初めてその設問を見たときに、作家が必死に考え最も良い表現をしたはずの小説の一部を、人生経験も乏しい高校生がとても埋められるわけがないじゃないかという思いと、作家よりも上手く埋めてやろうじゃないかという思いが交錯し、時間配分を間違いそうになったことを覚えています。

 高1のときに現代国語を教わった、舩上光次先生は高1のときの担任もして頂き、おかげさまで国語は予備校でもトップを取ったり、大学受験でも得点源となりました。

 その他にも、いろいろお世話になった素晴らしい先生方がいらっしゃいました。機会があればご紹介させて頂こうと思っています。

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