法曹人口問題PT

 ちょっと困ったことになりました。

 今朝、大阪弁護士会副会長から直々のお電話があり、法曹人口問題PT(プロジェクトチーム)を立ち上げるので会長委嘱として、私に参加してくれないかというのです。

 実は、大阪弁護士会上野勝会長が法曹人口問題PTを立ち上げるという噂は既に私達は聞いており、結局いつも通りの各委員会からの選抜と各会派からの選抜という構成らしいとも噂で聞いていました。そんな構成なら今までのPTの枠をはみ出るものではなく、結局はプロジェクトチーム立ち上げで増員反対派のガス抜きをして誤魔化すつもりかもしれないとも考えられたものですから、先週の金曜日に私達は上野会長宛に質問状を発送したばかりだったのです。

 うがったものの見方かも知れませんが、これまで若手は弁護士会執行部にいいようにされてきたので、エライ先生方の執行部をあまり信用ができなくなっている部分もあり、このような行動をとらざるを得なかったのです。

 質問状については、上野会長に送達されたことが確認されてから公表させていただくつもりですが、その質問状と入れ違いに、会長委嘱が来てしまったので、少し困ったのです(副会長はまだ私達が質問状を出した事実を知らないようでした。)。

 私は、兵庫県弁護士会の武本夕香子先生(私の2月1日のブログ参照)ほど、この問題に精通しているわけでもなく、まさに浅学非才の身というしかありません。ただ、このままではいけないという思いを若手の多くは持っており、その中で、このまま黙っていてはいけないという気持ちに関しては、比較的強く持っている方だと思っています。

 私の弁護士会副会長への回答は、PTがお茶を濁すような内容であれば参加しないが、前向きな内容であれば参加を検討させていただきます、としておきました。

 仮に私がPTに入ることができれば、どんな問題が法曹人口問題PTでおきているか、どれだけ法曹人口問題について真剣に執行部が考えているのか否か、くらいは、皆さんにご報告できるかも知れません。

 とりあえず、私達イデア綜合法律事務所の上野会長への質問状は近日中に、当ブログに公開するつもりです。

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