年甲斐もなく・・(ライセンス取得記4)

 Aライの取得条件は、JAFモータースポーツの公式HPによれば、つぎのとおりである。

(引用ここから)

 国内Aライセンス講習会を受講し、試験を受けて合格すれば国内Aライセンスを取得することができます。講習会の受講前24ヶ月以内に下記のいずれかの条件を満たす必要があります。
(1)有効な国内Bライセンスをお持ちの方:
a)ラリー、ジムカーナ、ダートトライアル、サーキットトライアル等に1回以上出場し、完走すること。
b)公認サーキット毎に定められたスポーツ走行の経験が25分以上あり、公認サーキットからその証明を受けられること。
(2)国内Bライセンスをお持ちでない方:
公認サーキット毎に定められたスポーツ走行の経験が50分以上あり、公認サーキットからその証明を受けられること。

(引用ここまで)

 要するに、Bライを取得した私の場合、①ラリー、ジムカーナなどに一度出場して完走するか、JAF公認サーキットでスポーツ走行を25分以上行った上で、②それから2年経過しない間にAライの講習を受けて、試験に合格する必要があるということになる。

 ラリーやジムカーナなど、聞くだけで、どこかにぶつけて車を壊して完走できない気がするし、どうせ出場したところでドンケツになって恥ずかしいし、完走したと思ってもトライアスロンのように制限時間オーバーで完走扱いにならなかったという悲劇も想定されるかもしれないから、できれば出場したくはない


 そうなると、S弁護士の場合、必然的にJAF公認サーキットでのスポーツ走行(25分以上)+Aライ講習と試験合格、という条件がAライ取得のために必要ということになってくる。

 そもそもJAF公認サーキットなるものがあるなど知らなかったが、HPで見ると、以下の13サーキットがあるそうだ。
①十勝インターナショナルスピードウェイ(北海道)
②SUGOインターナショナルレーシングコース(宮城県)
③エビスサーキット東コース(福島県)
④ツインリンクもてぎ(栃木県)
⑤筑波サーキット(茨城県)
⑥袖ケ浦フォレストレースウェイ(千葉県)
⑦富士スピードウェイ(静岡県)
⑧スパ西浦モーターパーク(愛知県)
⑨鈴鹿サーキット(三重県)
⑩セントラルサーキット(兵庫県)
⑪岡山国際サーキット(岡山県)
⑫阿讃サーキット(徳島県)
⑬オートポリスインターナショナルレーシングコース(大分県)

 このうち、③⑥⑧⑩⑫のサーキットは、失礼ながら名前を初めて聞いた。またこの中で国際公認されているコースが①②④⑦⑨⑪⑬であり、バイクや車の雑誌などでよく見かける筑波サーキットが国際グレードを取得していないことは少し意外であった。さらに、国際グレード1を取得しているのは、富士スピードウェイと鈴鹿サーキットだけのようだ。
 そして、かつて日本国内でF1が開催されたことがあるサーキットは、⑦富士スピードウェイ、⑨鈴鹿サーキット、⑪岡山国際サーキット(当時は「TIサーキット英田」の名称でF1パシフィックグランプリを2度開催)の3箇所だけである。

 話を戻すが、JAFモータースポーツの公式HPによれば、この13のサーキットで少なくとも25分以上のスポーツ走行をして証明書をもらわなければ、Aライ講習を受ける資格もないことになる。

 HPから、なんとか日帰りで行ける範囲で絞り込み検索してみると、富士スピードウェイ、スパ西浦モーターパーク、阿讃サーキットで、Aライの講習会が開かれていることが分かった。

 せっかくだからF1を開催したことのあるサーキットで講習を受け、コースを走ってみたいものだが、あいにく富士スピードウェイでの講習は日程がちょっと合わない上に、やはり遠い。スパ西浦モーターパークは、日程が合わない。

 阿讃サーキットが日程の合う講習会を企画しているが、いかんせんJAF公認とはいえ、一周わずか約1キロのテクニカルコースであることと、HP掲載のサーキット全景写真がイマイチ美しくないので気が乗らない。

 いずれも一長一短があり決めかねていた。

 ところが、ネットを検索していると、思いもよらぬ情報が入手できたのだった。

(続く)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です