私は和歌山県南部の出身だが、和歌山市とは実は縁が薄い。
確かに和歌山市は県庁所在地ではあるが、私の田舎からは特急で約3時間かかるため、あと少し我慢すればもう大阪なので、用事があっても大抵は素通りして大阪まで出てしまう。
和歌山市を訪れたことは、共通一次試験を泊まりがけで和歌山大学で受験した事(このときの大学受験とも思えないとんでもない出来事は、前の事務所時代のブログにも記載したと思う。)を除けば、小学校の修学旅行くらいの時くらいしかなかった。
先日、和歌山地裁に用事があって、出かけたのだが、平日のお昼過ぎだというのに、裁判所近辺はかなり人通りが少なかった。裁判所の駐車場もがらがらだった。
裁判所からそう遠くはない和歌山市ぶらくり丁も、かつてはTV和歌山などで見ていた頃は、相当な繁華街だったという記憶があるのだが、シャッターの降りている店もそこここにあり、活気が余り感じられないのが残念だった。
高齢者・介護等の看板や、お葬式関連の看板が目についた気がして、おそらくそちら方面の需要が高まりつつあることが窺えた。
あくまで、私の勝手な印象ではあるが、かなり高齢化も進んでいる可能性がある。
和歌山県出身者としては残念だが、これも時代の流れなのだろうか。
他の地方の県庁所在地は、果たしてどうなのだろうか。