ミュンヘンの「日本料理 串揚げ 円(えん)」

私は、ミュンヘンのサーカス・クローネが、大のお気に入りであり、ヨーロッパに旅行する機会があれば、ほぼ必ずミュンヘンに寄って見物することにしている。

サーカス・クローネの魅力は、また、追ってお伝えすることがあると思うが、今回ご紹介したいのは、ミュンヘンのお店、「円(えん)」である。

海外での日本料理の定番は、スシ・スキヤキ・テンプラ・テッパンヤキ等であって、まあほとんどの店でスシは出る(私は酢の物は嫌いので寿司は食べないが)。

といってもタイ人・中国人・韓国人さらにはマレーシア人などが経営する日本料理店で怪しい寿司を出す店も多いようで、入店時に「イラッシャ~イマセ」と、変な日本語のイントネーションで言われた日には「ここの日本料理はやばいぜ」、とお店に入ったことを後悔し、貴重な食事の機会を一回無駄にする覚悟を決める必要もあるように思う。

その点、ミュンヘンの「円(えん)」は、何と、美味しい串揚げを提供してくれる貴重なお店だ。しかも、ご主人の松原さんは、地元の食材を生かしながらも、偽物の日本料理は決して出さない、と仰る。海外で日本料理を出す店を何軒も見た上で、本当の日本料理を提供する店があまりにも少ないことに驚き、これでは、真の日本料理が伝わらないのではないかと危機感を感じた、とも話しておられた。

言い換えれば、この「円(えん)」は、真の日本料理を伝えたいと真剣に考えた松原さんが、その想いを貫くために経営されている本気度120%のお店なのだ。

この店は、ヨーロッパの駐在員の方にもよく知られているらしく、イタリアや、イギリスなどからもドイツに行くので是非に、と予約が入るそうだ。

かといって、敷居が高いわけでもなんでもない。また、昼のメニューなどの値段も、こんな安値でこんな料理を頂いて良いのだろうか、と少し気が引けるほど低く抑えられている。思わず「この美味しさで、このお値段は、安すぎないんですか?」と聞いてしまったところ、「ドイツ人はちょっとケチなんでね」と松原さんは苦笑されていた。

あまりにリーズナブルでかつ美味なので、夜・昼・夜と、「円(えん)」に3回連続で食べに行ってしまった。おかげでミュンヘンでは、ドイツ料理を食べ損ねてしまった。

松原さんの貴重な体験談や外から見た日本の印象など、お話を聞いているだけで勉強になることも多く、実は、美味しい料理以外にも魅力溢れるお店と言うべきだろう。

もしミュンヘンに行かれる機会があれば、是非、立ち寄られることをお勧めしたい。

「日本料理 串揚げ 円(えん)」

Barerstraβe 65・80799 Munchen

TEL:089/ 27 37 26 41

営業時間 12:00~15:00/18:00~22:00

月曜がお休み(たぶん)

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