私が何度かブログでもご紹介したことのある、画家の諏訪敦さんを長期にわたって取材し、諏訪さんの作品製作過程に密着取材した番組が、NHK ETVの日曜美術館で、アンコール放送されることが決まったそうです。
(放映日程)
2月19日 午前9:00~10:00
2月26日 午後8:00~9:00
(諏訪敦さん公式ブログの記事)
http://atsushisuwa.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-e6e7.html
NHKの番組HPによる紹介は以下のとおり。
(引用開始)
記憶に辿りつく絵画~亡き人を描く画家~
「亡くなった娘を絵画で蘇らせて欲しい」。1人の画家に来た依頼だ。
画家は独自の写実表現で注目される諏訪敦。
諏訪は以前、舞踏家の大野一雄を1年にわたり取材し、連作を描いた。そして7年後に100歳を迎えた大野を再び取材し描いている。諏訪は写実的に描くだけでなく、徹底した取材を重ねて対象となる人物と向き合い、人間の内面に迫ろうとする気鋭の画家だ。
依頼したのは、2008年の5月、南米ボリビア・ウユニ塩湖で交通事故に遭(あ)い炎上死した、鹿嶋恵里子さん(当時30)の両親である。鹿嶋恵里子さんは結婚も決まり、結納式から10日後の突然の悲劇だった。
依頼した内容は、諏訪の絵によって快活な娘を蘇(よみがえ)らせて欲しい、というものだ。
亡き人を描くために彼はわずかな手掛かりを求め、さまざまな取材・手法から彼女の特徴を探っていく。 自分の表現としての作品性と、依頼した両親の娘に対する思いをどのように1枚の絵画に描いていくのか。諏訪が悩み、葛藤していく様を撮影した。
番組では6か月にわたり諏訪と依頼した鹿嶋さん家族を取材。親の思い・亡き人と向き合った彼の苦悩と完成までの軌跡を追った。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2011/0626/index.html
(引用ここまで~NHKのHPより引用)
じつは、私もこの番組を見て、諏訪さんの世界に触れる機会を得、一気に引き込まれてしまいました。その勢いで長野県で行われた展覧会まで、わざわざ車を飛ばして見に行ってしまったという経験は、既に昨年8月頃のブログに書いたと思います。
絵を見ることが好きな方、そうでない方であっても、この番組は見ないと損です。
人生になにがしかのインパクトを与えられるきっかけになるかもしれません。
特に前回見逃された方、必見です!!