昨日の深夜、NHKのワンダーワンダーという番組の再放送で見ました。
題名は「アンデス・天空の鏡」というもので、ボリビアのウユニ塩原で撮影された、地面が一面鏡のようになっている風景の映像が映し出されていました。
その光景には、私は、見覚えがありました。
何年も前に、どこかの写真で一度見た光景で、そのときは、一体どうやって撮った写真なのだろうと、ずっと心に引っかかっていた光景でした。あまりの光景に驚いて、撮影場所などをチェックするのを忘れてしまっていました。その後、何年間もその光景を写した映像や写真を見ることがなかったので、ひょっとしたらあの写真は合成写真だったのかと自分を納得させていたようにも思います。
番組内の解説によると、ウユニ塩原は、四国の半分くらいの大きさでありながら、高低差わずか50㎝なので、雨が降ると水深1㎝くらいでほぼ均等に水が広がるのだそうです。また、水深も僅かなので水面には、ほとんど波も立たず、塩原一帯がまるで天を写すために作られた巨大な鏡のようになるということでした。
その巨大な天空を映す鏡に空や星が映るのです。まるで全てが重力から解き放たれたかのような圧倒的な光景が画面に映し出されました。
「世界は本当に素晴らしい」と実感させるに十分なものでした。
ちょっと夜更かしになりますが、NHKの別番組でも紹介されるようなので、是非ご覧になることをお薦めします。
ハイビジョン特集 アンデス 天空の鏡 ~ボリビア ウユニ塩原~
BShi 6月21日(日) 午後10:00~11:30