畑会長からのご回答

 昨日のブログに記載していた要望書について、本日、5月11日付の大阪弁護士会畑会長からご回答が届きました。

 一会員からの要望に対し、ご検討の上、お忙しい中、ご回答頂いたことについては、本当に感謝しております。

 ご回答頂いた内容は、常議員会で畑会長にお答え頂いた内容とほぼ同じであり、「同一問題について既に検討している委員会があるので、職員の負担、会費の問題、会務の整合性等の観点から、新たな委員会等の設置は適当とは解されない。」というものでした。

 それならどうして、前会長はPTを設置したのだろうか、1年で法曹人口問題がケリがついたのだろうか、という疑問は出ますが、会長のご見解なのでやむを得ません。

 また、法曹人口に関する委員会に参加する希望があれば、特別依嘱の可否をお考え下さるとのことのお答えも頂きました。常議員会以上に時間を取られるのは正直辛いのですが、是非希望してみようと考えております。

 前会長の際にも感じましたが、大阪弁護士会執行部は、おそらくいろんなしがらみはあるとは思われるものの、どんな若輩の意見であっても、会員の意見には真摯に耳を傾けてくださる部分はまだ残っているように思います(それが具体的施策に結びつくかは別として)。ただ、このような大きな団体の舵取りをする忙しさのためか、執行部のかたには、わざわざ会員(特に若手)の意見をすくい上げに来てくれる余裕まではないのかもしれません。

 理想的には、以前の選挙の際に阪井先生が仰っていたように、企画調査室を拡充して若手を組み込むなど、若手の意見を反映する機構を弁護士会内に作って頂くことでしょうが、残念ながらその気配はありません。

 現状では、怖がらずに、どんどん声を上げ続けていくことが必要なのではないでしょうか。

 執行部に意見したいけど一人では気がひけるという方は、そのご意見に私が賛同できるのであれば、一緒に意見させて頂いても構いません。また、ある程度の人数の方々のご意見であれば常議員会に提出して審議して頂くこともできるかもしれません。

 多分黙っていても、何も変わらないし、変えられないと思います。

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