映画  「大誘拐 RAINBOW KIDS」

 刑務所を出所したばかりの3人組が、和歌山の山林王である柳川家の当主であるおばあちゃんを誘拐しようと計画する。首尾良く誘拐に成功したと思ったら、身代金が5000万円であることを聞いたおばあちゃんが「見損なってもろたらこまる!」と大激怒。「100億や。びた一文まからんで!」と身代金をつり上げるよう誘拐犯に要求する。おばあちゃんの剣幕に押されて、身代金要求額を100億円としてしまった誘拐犯達だが・・・・・・。

 天藤真の小説「大誘拐」を岡本喜八監督が映画化したこの作品は、おばあちゃん役の北林谷栄と脇を固める緒方拳、樹木希林などの好演もあり、とても楽しめる作品になっています。

 私は、和歌山の龍神村が出てくる話と聞いて映画館で見たのですが、大画面で見て良かったと思える映画でした。おばあちゃんが誘拐されるまでが少しテンポが緩い気がするのと、風間トオルが素人っぽ過ぎるのが気になりましたが、おばあちゃんが誘拐された後は時間を忘れて一気に最後まで。

 見終わった後は、「うん、面白かった。」と素直に言える映画だったと記憶しています。

 ずっとビデオしかなくて、早くDVDにならないかと期待していたところ、昨年2月頃やっとDVD化されました。ご家族でご覧になっても十分楽しめる作品だと思いますので、是非一度ご覧になることをお勧めします。

 北林谷栄と緒方拳のラストは、一見穏やかな中に、すさまじい切れ味を秘めた名優同士が対峙するという、気品ある中に凄味を秘めた、素晴らしいシーンでした。

 東宝DVD 4500円(税別)

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