クイーンズタウンからの遊覧飛行機から見下ろした、湖上のボート。
NZの湖のうちいくつかは、ターコイズブルーと呼ばれる青色をしている。
この不思議な青色は、氷河が動く際に岩石から削り出す「ロックフラワー」という微細な粒子が水に溶けているからだといわれている。
こちらが空を飛んでいるにもかかわらず、まるでボートの方が、空を飛行しているかのように見えた。
気付いたことなど不定期にアップしていきます。
クイーンズタウンからの遊覧飛行機から見下ろした、湖上のボート。
NZの湖のうちいくつかは、ターコイズブルーと呼ばれる青色をしている。
この不思議な青色は、氷河が動く際に岩石から削り出す「ロックフラワー」という微細な粒子が水に溶けているからだといわれている。
こちらが空を飛んでいるにもかかわらず、まるでボートの方が、空を飛行しているかのように見えた。
遊覧飛行機からの眺め~1
小さな空港から飛び立った飛行機だが、その機上の光景は圧倒的な美しさを示していたりする。
高所恐怖症のくせに飛行機からの眺めが好きな私にはたまらない。
クイーンズタウンからマウントクック方面の遊覧飛行もあるが、氷河に着陸するスキープレーンはマウントクック空港だけではないかと思われる。
マウントクック空港とスキープレーン
マウントクックハイウェイの途中にある小さな空港。
マウントクックや氷河観光用の飛行が主で、私は天気予報を確認してから、ハーミテージホテルで予約した。いきなり空港に出向いて、飛び込みで申し込めるかは不明。
写真のように、スキーを履かせて氷河になる前の雪原(ニーヴェ)に着陸する飛行機があり、これがお勧め。
ヘリコプターの観光飛行もあったと思うが、乗り物酔いしやすいので私はお薦めしない。
マウントクックハイウェイ(R80)
マウントクックハイウェイは、マウントクック以外にもこのような景色を見せてくれる。
休みが取れる時間の都合でGWの旅行だったが、南半球のNZは季節が日本と逆になるので晩秋の澄んだ空が美しい。
往来する自動車もそう多くはないので、豪快な自然を独り占めしたかのような感覚を味わえることもある。
Route80(マウントクック・ハイウェイ)から見る、アオラキ/マウントクック
マウントクック近郊は雨の多い地方だと言われているようだが、私は基本、晴れ男なので、美しい景色に恵まれることが多いように思う。
道路と比較すると山の大きさがよくわかる。
単なる山というより、ドラクエ等のボスキャラの居城という雰囲気すら漂う威容である。
マウントクック(プカキ湖畔から望遠で)
ツィゼルの町から、プカキ湖に沿ってマウントクックハイウェイを北上すれば、小さなマウントクック空港(観光用)を経由して、ハーミテージホテルなどがある、マウントクックの麓の街(アオラキ/マウントクック村)まで行ける。
ハーミテージホテルなど結構なお値段だったので、私はテカポかワナカ辺りに宿(B&B)を取ってレンタカーで観光に出かけた。
そこそこ雨が多い地域らしく、天気に左右されるだろうが、ハーミテージホテルからマウントクックはすぐ近くに見えるので、そこに宿泊すれば、夕焼けや朝焼け時のマウントクックが見られるかもしれない。
テカポ湖畔にあるバウンダリー犬の銅像
善き羊飼いの教会からすぐ近くの道路脇の岩の上に、バウンダリー犬の銅像がある。
バウンダリー犬とは、開拓時代に境界を守っていた牧羊犬だと聞いた記憶がある。
彼が見つめる、テカポ湖畔の秋の夕空は、ただ、ひたすらに澄み渡っていた。
善き羊飼いの教会その5(近景)
善き羊飼いの教会を逆光で狙った近景。
窓からの光は夕陽が向こう側からすけて見えているもの。
人影は何となく祈りのポーズにも見えるが、現実にはデジカメをチェックしている人影だったりする(笑)。
善き羊飼いの教会~その4
教会の窓を通しての残光と空が主役。
教会から少し離れた路肩から撮影。
私がこの写真を撮っていたところ、教会を見学に来ていたと思われる観光客が数名ぶらぶらと私の方に近づいてきて、教会の方を振り返り、「Oh !!」等といいながら、私と同じ方向にカメラを向けて大急ぎで写真を撮り始めたことを覚えている。
ちょっとサイズがでかいが、善き羊飼いの教会その3(遠景)
NZの秋は、赤ではなく、黄色に色づく木が多いように思う。
秋の広葉樹を入れると、背景のはずの雪を頂いた山と蒼い湖・空までもが主役級の、強い印象を与えてくれる。
対岸の雪山や波立つ湖面から、晴天でも肌寒い、しかし小気味よく身を少し引き締めてくれるような風を、感じていただけるだろうか。
こんな景色に巡り逢うことが出来るので、旅は素敵である。