一枚の写真から~63

ヴィスビー(スウェーデン)

ヴィスビーには、このような廃墟となった古い建物が幾つも存在する。

廃墟が、生活空間でもある街に、普通に溶け込んでいるので、とても不思議な感覚である。

一枚の写真から~62

ゴットランド島(スウェーデン) ヴィスビー空港にて~空への憧れ?が展示されていた。

ヴィスビーは、映画「魔女の宅急便」の舞台の基になった街の一つと言われている。

ストックホルムからプロペラ機で僅か20分程度だったように思う。

かなり前のシルバーウィークに訪れる機会があった。観光シーズンオフのためか、タクシー乗り場にタクシーがおらず、もちろんバスも見当たらず、空港でかなり待ちぼうけさせられた記憶がある。

一枚の写真から~61

飛行速度に注目して頂きたい。

確か、フランクフルト発、関西空港行きのエアバスの中で目にした数値である。

エアバスの巡航速度は確か概ねマッハ0.85前後だったと思うので、おそらくこの表示は対地速度で、ジェット気流の影響も大きかったのだろう。

しかし、マッハ1=時速1224キロ(高度0m、15℃)に迫る速度が表示されていたので、もうじき日本だなぁ~と旅の終わりを残念がりつつ、妙に胸が躍った記憶がある(笑)。

もう時効なので言っちゃうが、地上ではバイクで240キロのスピードメーターを振り切った経験もある。しかし、その5倍以上の速度で飛行していたこのエアバスが、現時点での私の人生での最速体験である。

一枚の写真から~60

NZ南島 ジェラルディンの街角にある小さな映画館。

なかなか魅力的。

アップで見ると、映画フィルムケースが積み上げられ、扇風機が置かれているなど、まるで映画「ニューシネマパラダイス」に出てきた主人公が通っていた映写室のよう。

ここで映画を見てみたかったが、帰国のため空港に向かっている途中だったので断念。

10年以上前の写真なので、このかわいい映画館が今でも残っているのかは、ちょっと不明。

一枚の写真から~59

NZ南島で

NZは、あまり鉄道網が整備されていないが、鉄道も、あるにはある。

踏切も、たいてい、遮断機や警報器がない場合が多かった記憶がある。

道路の先にONE LANEと書いてあるのは、その先の橋が一車線しかないという表示。

もちろん信号もないことが普通なので、対向車の有無を確認してから渡ることになる。

一枚の写真から~58

鉄道の駅付近で列車を陸橋から眺めている人がいた。

場所はコペンハーゲン。

その夜にチボリ公園で花火を見た記憶があるので、多分大晦日だったはずだ。

一枚の写真から~57

あるホテルにて~部屋の鍵と(バラが生けられていた)一輪挿し。

現在はカードキーになっているが、かつてこのホテルでは、写真のように金属製の鍵がキーホルダーに付けられて宿泊客に手渡されていた。

不便で時代遅れかもしれないが、形ある普通の鍵の方が、様々な人々の人生を反映している、そんな気がする。

一枚の写真から~56

ヨーロッパに向けてシベリア上空を飛行中に撮影。

地上は極寒なのだろうが、この景色はまるで芸術作品のよう。

誰が見ているわけでもないのに、このような美しい模様を作り上げている自然の営みに感動させられる。

一枚の写真から~55

NZ南島 テカポ周辺で

どこか遠くまで電力を届けているのだろう。

極めて簡素な電線なので、電線の向こう側に大きな施設があるとは思えない。

遙か彼方まで続いている電線の向こうに、きっとつつしまやかな人の生活があるに違いない。

晩秋の風に吹かれて、音を立てる電線が、子守歌でも歌っているようだった。

一枚の写真から~54

中国の猫カフェ「八尾猫」

2017年5月に中国山東省済南市で、山東政法学院・山東省法学会が主催した、日中韓FTAシンポジウムに発表者として参加した際、シンポジウム終了後に観光した大明湖公園で。

あれから4年半。

猫たちは、ちゃんと暮らせているだろうか・・・。