ハンガリーのブダペストには、子供鉄道がある。
今回は、2007年の年末に出かけた際の写真からお示ししたい。
ブダペスト子供鉄道(セーチェーニ山駅)
社会主義教育の道具として用いられたと言われる。優秀な子どもたちしか参加出来なかったようである。
大人の監督の下、多くの業務を子どもたちが直接行っており、真面目に頑張る姿は微笑ましい。
子供駅員の活躍を見ているだけでも、なかなか楽しい時間が過ごせるので、2007年のゴールデンウィーク、2007年の年末等、私は何度か乗っている。
就業開始前の朝礼かな?
大人からの注意をしっかり聞いている様子。
駅の切符売り場。車輪に羽が生えた子供鉄道のシンボルが格子にきざまれており、お洒落な感じを受ける。
駅員さんのホームへの出入り口。
誰かがベンチにアップルジュースとリンゴを置いていた。梶井基次郎の檸檬を少し思い出させる風景だった。
切符売り場の担当も当然子供。なかなか毅然としていて賢そうだった。
簡単な英語なら理解してくれたので、身振りも交えて終点までの切符を買った。
15年ほど前の写真なので、コンピューターのモニターが時代を感じさせる。
(続く)