常議員について~

 2016年度も大阪弁護士会の常議員になることになりました。

 確か2009年度から毎年常議員として常議員会に出席してきましたので今年で、8年目になります。

 大体、隔週の火曜日15:00~17:00に常議員会が開催されますので、仕事の面から言えば、実は結構な負担です。しかし、それでもなぜ常議員になっているのかというと、大阪弁護士会や日弁連が何をやっているかをうかがい知ることが出来、それに意見を述べることが出来る、貴重な場だからです。

 ただし、私のように無所属の方はほとんどおられず、常議員は各会派に人数が割り当てられ、各会派から選出されてくる方ばかりです。ですから、基本的には、重要事項に関する執行部の意向は、おそらく会派経由で事前に根回しされているため、意見は飛び交っても結果的に否決されることはまずありません。

 しかし、きちんと議事録が作成されますから、どんな質問でも執行部(理事者側)は真剣に回答してくれます。

 私は、おそらく若い方は、弁護士会に対して、たくさん仰りたいことがあるのではないかと思っています。今年度の選挙は終わってしまいましたが、今後、若手の多くの方に立候補して頂ければ、何かが変わるのではないかと考えています。

 常議員の立候補には2万円の予納金が必要ですが、選挙がなければそのほとんどが返ってきます。また、各会派も常議員選挙で会派推薦の人物が落選するなどというかっこわるい姿を見せたくないはずですから、無所属の立候補者が出ても、会派の割当を調整して無投票にすると思われます。

 執行部や日弁連のやることはおかしいとお考えの方、まずは常議員という手段もあるということを覚えておいて下さい。

 なお、常議員会は、申請すれば傍聴できるはずです。

 どんなものか、1度ご覧頂けると興味が湧くかもしれませんね。

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