こんなこと言うのも何だけど・・・

仕事柄、男女間の揉め事をいくつも見てきた。

その経験から、やはり揉め事に関しても男と女は違う傾向があるように感じる。

あくまで、私から見た一般論で個々の事例にそのままあてはまるとは決して言えないが、離婚等の案件について女性には次のような傾向があるように感じることがある。

つまり、女性は、まず我慢する。私から見ても凄いなぁと感じるくらい、我慢できるまで我慢する方が多い。しかし、我慢が限界を超えると、手のひらを返したように冷たくなれる傾向があるように思える。凄い人になると、「あの人と一緒になったのは一生の汚点」、「あの人が吐いた息がこの地球にあると思うだけで嫌だ。」というところまで言えたりする。

一方、男性はそこまで鮮やかに変身できない傾向にあるように思う。すでに女性が男性に愛想を尽かし、できるだけダメージを与えてやりたいと考えているように見える場合でも、「ちょっとそこまでは・・・」等と煮え切らない方が多いように思う。また女性の不満に対して気が回っていないことも多い。根源的に空気が読めない傾向があるのかもしれない。

どんなにつらそうでも幸せに暮らしているカップルはいるし、美男・美女で経済的に恵まれていても争う夫婦もいる。

結婚式の際に、神父さんが、神様が巡り合わせた2人であると祝福することは多いが、今の世の中、神様がついお間違いになった場面も多そうだ。

もちろんうまくいっている夫婦が弁護士に相談に来るわけがなく、修羅場寸前のご相談が多いわけだが、大恋愛で結婚しながら些細なことが許せなくなってとことん争う状況まで至っているご夫婦を見ると、男女関係には男女が一緒になれた時点で、それだけで正解になる状況なんてないんだな、と感じざるをえない。

結果的にうまくいった男女関係が正解だったんだ、という、男女関係~結果論(?)が、本当かもしれないと少し感じたりもするときがある。

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