映画 スープ~生まれ変わりの物語

(ストーリー:映画HPより引用)
うだつのあがらない中年男性の渋谷健一は、何をやるにも生気が感じられない。
妻とは5年前に離婚し、それがきっかけで娘の美加とはギクシャクする日々を送っていた。
美加が15歳の誕生日を迎えた翌日、出張中の渋谷と、上司の綾瀬由美の頭上に突如、落雷が直撃。
目を覚ました二人が立っていたのは死後の世界だった…。
この世界には伝説のスープというものがあり、そのスープを飲めば来世に別人として生まれ変わることが出来るというが、その代わり、前世の記憶はなくなってしまうのだという。
死んだ今でも娘のことが気がかりな渋谷は、前世の記憶が失われるというスープを飲むことをかたくなに拒否するのだが…。
(引用ここまで)

主演は生瀬勝久さん。トリックやサラリーマンNEOでおなじみの個性派俳優だ。

実はこの映画については、よく知らず、生瀬さんが主演なら見ておこうと思って映画館に出かけたというのが正直なところだった。
この映画は、大々的にロードショウが行われている映画ではない。私の住む京都市でも、この映画が公開されている映画館は1館だけ。大阪でも2館だけ。

ネタバレになるので、映画の内容に触れることは避ける。おそらく、好き嫌いは分かれるかもしれないし、若干強引な点もないではないが、私は見て良かったと思った。とても小さいかもしれないが、希望の灯火を心にともしてくれるような映画だったからだ。

インターネットでは、原作者の方のレビューもあり、その原作者の方も、一点だけ残念な点があるものの、映画は原作を越えていた、と表現されている。
せっかくの連休が控えている。ハリウッド映画の大作も悪くはないが、ときには、こんな映画も良いのでは・・・・。

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