司法試験雑感1

新司法試験が、現在行われている。

今日は試験の中日で、おやすみだそうだ。私の時代は、5月の短答式(マークシート)、7月の論文式、10月の口述式、と3段階の試験があり、短答式を合格しなければ、論文式は受験できず、論文式を合格しなければもちろん口述式試験も受験できなかった。

ところが、新司法試験は、短答式試験と論文式試験をまとめて行うので、試験にも中日を設定したのかもしれない。

私たちの頃は、司法試験は合格率数%の時代だったので、数々の面白い話があった。

論文式試験は、7科目14通、(その後6科目12通に減少)だったので、1通の占める割合が大きい。したがって、ヤマを当てれば、結構なアドバンテージになると信じられていた。受験雑誌なども論文式試験前には、「ヤマ当て本」など、出そうな論点を特集したりしており、懐も寂しいのに、つい買ってしまったりしたものだ。

 しかしたまには本当にヤマを当てる人もいて、ほぼ完璧に準備していた分野が出題されて、自分でも絶対高得点に違いない、と確信する場合もあったようだ。

そのような答案は、当時、ホームラン答案といわれていた。

ホームランは狙って打てるものではないが、打てた場合の破壊力は大きい。

私の大学時代のゼミ友達で、14通中、ホームラン答案を間違いなく8通は書けたといっていた人がいた。受験回数もわずかだった人であったが、論文試験後、「どうしよう、俺、ホンマに受かるかもしれん。」と、動揺していたくらいだ。

もちろん彼は合格した。

試験である以上、当然受験生それぞれにとっての問題の当たり外れはある。得意分野の問題ばかり出る場合もあれば、不得意分野ばかり出て、どうして運命は俺に試練を課すのか!と嘆きたくなる場合もあるはずだ。

いずれにしても、受験生の皆さんの健闘を祈ってやまない。

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