当職の2月22日のブログでもお話しし、ツイッターでもご紹介しましたが、日弁連が、法曹養成制度に関する緊急提言をする動きがあります。
誤解を恐れずに簡単に言えば、「これまでの路線は正しいのだから、ちょっと手直しすればいいよね!」という内容になっています。緊急提言は案文を検討している段階であり、会内限りの文書ですので、詳しくは各単位会にお問い合わせ下さい(コピーくらいはもらえるはずです)。
こんな内容の緊急提言を日弁連名で出されてしまったら、現状路線を日弁連が追認していること、日弁連は現状の制度のひずみをさして大きな問題とは捉えていないことが、対外的に固定化されかねません。
旧主流派がよく使う、外に向けた態度を、勝手に固めてしまって日弁連の新しい動きを封じる行動とも言えるかもしれません。
私たちは、この緊急提言に反対する意見書を提出しようと考えております(武本夕香子弁護士が起案して下さいました)。
下記の意見書に賛同できる方は、賛同の意見をファクシミリでお寄せ頂けないでしょうか。
これまでの、エライさんが勝手に決めていた日弁連ではなく、会員の意見が反映できる日弁連にしていきましょう。
(意見書案)
(賛同のお願い兼同意書)