わけのわかんないTPP

 最近盛んに議論されている、TPPだが、ほとんどの国民の方はその内容を知らないらしい。

 私も農業に関する関税なんかの問題に限定されているのかなと、ボンヤリ考えていたら、どうも、TPPを批准すれば、金融業・サービス業・医師・弁護士らの世界も一方的に解放される(例えばアメリカの弁護士資格で日本の弁護士業を自由に出来るが、逆に日本の弁護士資格ではアメリカで弁護士業は出来ないなど)内容が含まれているらしいとの情報が聞こえてきている。

 いや、すごい。もし本当なら、この21世紀に、ペリー来航、幕末並みの不平等条約なんじゃないのか。

 医師会はすでに反対しているという情報もあるが、日弁連HPで検索してもTPP関連の記事は見つからなかったようなので、日弁連の態度はまだ決まっていないのかもしれない。

 それよりおかしなことは、周囲の人に聞いてみても誰もTPPの内容を知らないということだ。国民が知らないところで(若しくは故意に知らせないで)、国民に大きな影響を与える条約を勝手に締結するのは、なんぼなんでも横暴だろう。

 マスコミも、政府もまずTPPの正確な内容を国民に知らせるべきだ。特にマスコミは何をやってるんだ、国民の知る権利を充足するのが存在意義なんじゃないのか。

 この件に関しては、マスコミの公正な報道を期待しています。

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