氷河の源

 ニュージーランドの、フォックス氷河とフランツヨゼフ氷河は、双子の氷河といわれているそうだ。

 氷河の上部は氷柱が多数あり、さらにその上部には、ニーヴェと呼ばれる万年雪が積もった部分がある。この万年雪がどんどん降り積もり、次第に押し出されて氷柱に、そして氷河へと変わっていくと聞いた。

 雪がさらに新しく降り積もる雪に押しつぶされて氷河になり、大地を削りながらゆっくりと下ってゆく。とはいえ、この双子の氷河は、氷河にしては、かなりスピードが速いらしく、一日で5~6メートル進むとも聞いた。

 今年のGWの旅行で、幸い素晴らしい晴天に恵まれた私は、フォックス氷河の町から、ヘリハイクを体験することができた。 コースは、フランツ・ヨゼフ氷河上空を遡り、山岳上部のニーヴェに着陸して、15分くらい散策し、フォックス氷河上空を下って、ヘリポートに戻るというものだ。

 ここ数日、ブログに掲載している氷河の写真は、そのヘリハイクの際に撮影したものだ。

 氷河は、不思議な青さを持った美しい自然の芸術だ。ニーヴェの散策も素晴らしい体験だったので、機会があればまた書こうと思う。

 あまりに暑いので、少しでも涼しさをお届けできないかと考えて、氷河関連の写真をブログにアップしている。

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