今年度常議員会終了

 今日で、今年度常議員会が終了した。結構な回数出席しなければならなかったので、自分の仕事に関して言えば時間がとられて相当大変だった。しかし、正確な情報は、常議員会に出席しなければ分からないこともよく分かった。

 相当大量の情報が、日弁連・大阪弁護士会内で、やりとりされているが、普通の会員(弁護士)に伝えられるのは、情報の結論部分だけであったり、そもそも情報自体が満足に伝えられていないことも多いのだ。

 逆に言えば、常議員会に流される情報を全て普通の会員に伝えるなると、それこそ膨大な事務作業が必要になるし、与えられても消化しきれないだろう。また、それだけの情報を会員に伝えることは事実上不可能だろう。しかし、だからこそ、常議員会では大量であっても、正確な情報が報告される必要があるし、そこで討議をするためには会派推薦でなんとなく出席する人などではなく、本当に弁護士会を考える人達が出席する必要がある。

 私は、来年度も、常議員になった。正確な情報に身近に接していないと、いろいろ発言している法曹人口問題についても、正確な判断ができないと考えているからだ。なお、最後の議長挨拶で、常議員会議長の野村先生が、法曹人口問題についてあれだけ日弁連会長選挙で問題になったのに、常議員会で議論できなかったのは残念だと、仰っていた。

 私としては、常議員会などで、法曹人口問題に関する特別PTを作って欲しいと何度か畑会長にお願いしたが、叶わなかったので、すこしだけだが、それ見たことかと、思った。ただ、最後の常議員会の後の懇親会(会費1000円)で、畑会長とお話ししたが、私とは考え方は違うものの、畑会長も弁護士の将来を憂えていることについては同じだった。

 常議員会で、会派にとらわれずに若手が出席し、意見を戦わせれば、少しずつだが、大阪弁護士会を変えていけるかも知れない。常議員会では誰しも平等に発言し意見交換ができる。今後は、若手の会員の方にどんどん常議員に立候補して頂いて、弁護士会の運営に声を上げて頂ければ、と思っている。

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