被疑者や被告人に面会することを接見といいます。
大阪拘置所などはそこそこの接見室がありますが、警察署では大体一室くらいしか接見室がありません。
このような場合は、早い者勝ちなので、先に申し込んだ方から接見できます。弁護士接見は、一般の方の面会よりも早くさせてもらえることもありますが、一般の人と異なり制限時間がないので、接見の長い弁護士が先に入ると、相当長時間待たされる場合もあります。
大阪でも、相当広いので、北の端の方や、南の方の警察の場合、かなり電車に揺られてようやくついたのに、弁護士の方が2~3人待っておられると、どれだけ待てば帰れるのか少しだけ気が遠くなりそうな思いをするときもあります。
特に、新人弁護士さんと思われる方が何人か待っておられるときは、要領を得ないことと、過度に丁寧に接見される傾向があるのか、待ち時間も長くなる傾向にあります。
現在、私は、大阪南部の某警察署で、接見の順番待ちをしています。今、午後8時35分くらいですが、つい先ほど前の弁護士さんが入室されたので、おそらくあと、40分くらいは待つことになりそうです。
待っている時間でも、有効に使いたいものですね。