裁判所の温度

 今日の大阪は最高気温が32℃ほどあったようです。そうはいっても、気温の測定は確か、昔は白色の百葉箱(地上1.2~1.5mに設置された、屋根付き全面鎧戸で風通し良好の箱)で観測されていたはずです。私の通っていた小学校・中学校にも設置されていたと思います。最近あまり見なくなったと思っていたところ、どうも現在は 別の方法で測定されているようです。ただ、やはり日陰で風通しをよくして測定していることには変わりないようです。

 発表される最高気温は、このように日陰且つ風通しのよいところで測定されているため、実際の体感気温とは大きくずれているように思われます。大阪はアスファルト地獄ですから、今日のように32℃が最高気温でも、カンカン照りの日には、地面からの熱気と直射日光でクラッとなるくらい、熱せられる気がします。

 一方この時期、裁判所はお役所ですから、どうも28℃に空調の温度設定をしているようです。ですから、この時期でも、晴天の日の午後1時頃に裁判があって、裁判所に行った際には、外の気温より低いので少しだけ涼しさを感じることができます。しかし汗がすぐ引くことはないので、汗っかきの私はハンカチかタオルが必需品になってしまいます。

 しかし、たまにではありますが、曇りの日で、風が吹いていたりする日の午前中に裁判があったりすると、外は気持ちがいいのに、空調が効いているはずの裁判所の中に入った方がムッと暑く感じる場合もあります。

 今日の午前は、珍しく、裁判所の中の方が暑く感じる日でした。

 確かに地球環境も大事ではありますが、ただでさえ、人生の一大事ともいうべき大変な事件をかかえた方が来られる可能性があるのが裁判所です。心配事をかかえてやってくる人に、せめて涼しさくらい与えられるように、もう少し柔軟に温度調節できないものかと、私は思ってしまうのですが・・・・・。

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