やっぱり暴走!日弁連理事会。

 日弁連理事会が、「法曹人口に関する提言(案)」を可決した模様です。

 日弁連が(正確には日弁連のお偉方たちが勝手に)、法曹人口5万人向けて努力することを宣言することになりそうです。

 先日、修習生を就職させてやってくれとビラをまいていたのは日弁連ではなかったのでしょうか。

修習生の就職難=弁護士の需要がない、というだれにでも明らかな事実が何故、日弁連のお偉方には理解できないのでしょうか。

 世の中の企業では、不況で仕事がなく、どんなに仕事を開拓しようとしても需要がない時期に、雇用を激増させ、従業員を倍にすることに全力を注ぐでしょうか?そんな馬鹿なことをしたら、経営者は即刻首が飛ぶはずです。

 そこまで法曹人口が必要だとお思いなのであれば、日弁連理事会で賛成投票した弁護士の先生方(乃至日弁連理事に賛成投票するよう指示した各弁護士会の執行部の方)は、直ちに自分の所得を新人イソ弁並みにしてでも、修習生を雇用して、就職難を解決してやるべきです。

 それが、みんなで痛みに耐えて頑張ると言うことでしょう。企業だって、従業員に痛みを負ってもらう際には役員報酬カットをすることが普通でしょう。

 執行部が「痛みに耐えて頑張ろう」と、美しいかけ声をかけますが、その裏で、自分は痛みを避けて若手に痛みを押しつけているのですから、全く話になりません。

 お偉方は、みんなが痛みを負わなければならない真の理由を説明して私達を納得させて下さい。また、自ら、本当に痛みに耐えているところを見せて、私達を納得させて下さい。

 そうでないと、ひどいじゃないか!!

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