つい先日、法曹人口問題PTの佐伯座長より、9月3日に臨時法曹人口問題PT会議を行うとの通知がなされました。
8月6日の臨時総会で、法曹人口問題PTの最終報告書の内容に非常に近かった9号議案が葬られ、日弁連執行部におもねったとしか思えない8号議案が採択されたことで、私としては法曹人口問題PTとしても敗北したような気になっていましたが、どっこいまだまだ生きているのかもしれません。
確かに、法曹人口問題に関する臨時総会決議が行われたのですから、これで法曹人口問題PTは、お開き、打ち上げでもするか、ということもありそうです。
しかし、法曹人口問題検討PTの設置要綱、第2条(目的)には、「本プロジェクトチームは、(中略)、法曹人口問題について本会としてどのように取り組むべきかについて、総合的に検討することを目的とする。」と定められ、第5条(存続期間)には、「本プロジェクトチームの存続期間は、第2条の目的を達成する日までとする。」と明記されていますから、このPTが第2条の目的を達成していないのであれば、PTは依然健在であってもおかしくないはずです。
佐伯座長は、以前大阪弁護士会の会長を務めておられた頃、増員一辺倒であった日弁連執行部内で「法曹人口問題は是々非々で判断すべき」と、堂々と述べられた硬骨漢でいらっしゃいますし、非常に魅力的な先生でもあります。
その佐伯座長の招集です。(何もないかもしれませんが)何かあるかもしれません。
私も、ここでゆっくり休憩している場合ではなく、もうひと頑張りする必要があるのかもしれません。とりあえず、9月3日の臨時PT会議には参加しようと思っています。