弁護士過疎をなくすには・・・

 大阪弁護士会では、今回会長選に3名の弁護士の方が立候補されているようです。弁護士会の会長選挙は、ほとんど知られてはいませんが、とても民主的とは言えないウルトラ・スーパー情実選挙です。

 ある意味面白いので、またの機会に、その内幕を少し、お話しできると思います。

 それはさておき、私はこのブログで、弁護士の数が既に多すぎることを指摘してきました。しかし、未だに弁護士が不足しているという声もあり、その最も大きな理由が弁護士過疎地域が存在するという事実です。この問題についても、会長選挙の一論点になっており、どう解消するのかについて各候補が様々な提案をするはずです。

 ただ、思うのですが、弁護士過疎問題を最も簡単に解決するには、日弁連か各弁護士会の会長・副会長を務めた(若しくはこれから努める)弁護士はゼロワン地域で数年間勤務することを義務づけるというのが一番だと思います。
 なぜなら、自ら弁護士会の執行部にいた間に弁護士過疎の問題を解決できなかったわけですし、もともと自分の名誉ではなく弁護士および日弁連・弁護士会のために働きたい人たちなんでしょうから、当然それくらいの覚悟をお持ちだと思うからです。逆にそれができない人であれば、結局弁護士会よりも自分の名誉が主な立候補動機と推定されるので、弁護士会の執行部にはいない方がいい人達ではないでしょうか。
 過疎地域でも、会長等を努めた(立派な?)弁護士が来てくれるのであれば大歓迎でしょう。

 妙案だと思うんですけど、誰一人候補者は賛成してくれないようです。

 ということは、その方々の立候補の動機は・・・・・・・?

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