空の青さ

 しばらくブログの更新が出来ませんでした。

 ちょっと重い少年事件がありまして、忙殺されていました。

 私1人の手に負えなくて、同期の森本志磨子先生にも協力して頂いて、チームで担当しました。結果は、良き裁判官・調査官・家裁の医師の先生にも恵まれ、森本志磨子先生のご活躍や、私との連携もかなりうまくいったこともあり、本当に崖っぷちぎりぎりでしたが、試験観察という形で少年にチャンスを与えて頂くことが出来ました。

 審判が終わり、別室で試験観察の説明を受ける前に、少年が小さく「空ってこんなに青かったんや・・・・」とつぶやいた一言と、ご両親と帰宅される際の少年の笑顔が印象に残っています。おそらく少年なりにいろんなことがあったのでしょう。「空の青さ」さえ忘れてしまうようなことがあったのかもしれません。

 でも試験観察は終わりの処分ではなく、最終処分を下す前の試験期間です。少年にとっては、これからもきっと楽な日ばかりではないのでしょうが、試験観察というチャンスをくれたという事実を十分受け止め、「空の青さ」に感動した自分を忘れずに、これからを過ごしてもらえればと思っています。

 急がなくてもいいのです。人間なんだから。

 出来るところから、自分をごまかさず、自分なりに納得するよう歩いていって欲しいなと思っています。

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