花岡幸代「カレイドスコープ」
とある方から、花岡幸代さんの最新CD(ミニアルバム)を頂いた。
カップリングされているのは、青空花束、カノン、カレイドスコープの3曲だ。カノンは、パッヘルベルのカノンを原曲とした曲で、クリスマスイヴの今日にはぴったりの曲だった。
だが、私は、3曲目のカレイドスコープが気に入っている。
出だしの、ギターソロからして、ノスタルジーに充たされた、少しだけ色あせたセピアの想い出達の中に引き戻されるような気がする。
歌詞の内容も、大学ではなく、おそらくは中学・高校時代だ。
他人から見れば、きっと他愛のない情景だっただろう。
しかし自分の中では宝石以上の輝きを失わない、忘れ得ぬ想い出の数々。
「思い出は カレイドスコープ」
この歌詞で、曲は終わる。
カレイドスコープは万華鏡のことだ。
万華鏡をのぞいて、ゆっくり回転させると見える景色は様々に変化する。内部に封入されている対象物は有限だ。
しかし、想い出それ自体は有限でも、思い出をのぞき込めば、その度にこちらの心情に無限の変化を与えてくれる。
そういう意味で、想い出はまさにカレイドスコープなのかもしれない。
なお、私にこのCDを送って下さった方にお礼状を出したのだが、住所が途中までしか記載されておらず、お礼状が届いているかどうかは、わからない。
3年前に都内の弁護士さんを紹介して頂いた者です。
CDを気に入って頂きありがとうございます。
3年もお礼を言わないままですみませんでした。
そして、住所は途中までしか書いていなかったようですみません。
また、コロナ渦を乗り越えてはなさんのライブで
お逢いできたら嬉しいです。