学校再開についてぼんやりと思うこと。

2020年3月30日 0 投稿者: sakano

  私の直接の知り合いではないが、知人の友人であるお医者さんが、今年はインフルエンザの患者がとても少なかったので、収入にならなかったとぼやいていたらしい。

 もちろん、病気にかかる人が少ないのは良いことであって、それを願うのが本当だとは思う。しかし、病気を治すことを職業としているお医者さんにとっては、病気に罹る人がいなくなると商売あがったりということにもなるので、命に大きな危険が及ぶ可能性が極めて低い場合に関しての発言として捉えれば、ある意味正直なお話なのかもしれない。

 考えてみると、私のような弁護士も人と人との紛争がなければ、仕事にならない。ときどき自分たち弁護士は、みんながルールとマナーを守り、お互いを思いやって穏やかに生活していればそもそも不要の仕事であり必要悪なのかもしれない、弁護士を大量に必要とする社会は実は健全とは言えないのではないか、等と嘆いたりするときも、ないではない。

 話を戻すと、知人によれば、その正直なお医者さんが言うには、インフルエンザは、家庭内よりもとにかく学校を中心に流行するので、学校という集団生活が一番感染症の蔓延を招くはずだ、今年インフルエンザが少なかったのは、手洗い・うがいの励行もあるが、実は学校が休みになったことが一番の原因ではないか、との分析をしていたとのことだった。

 報道等によれば、新型コロナウイルスは、感染力が極めて強力だということなので、素人考えながら、正直なお医者さんの言葉が事実であれば、お子さんのいらっしゃるご家庭の様々な問題はもちろんあるだろうが、新学期からの学校再開は慎重に考えたほうが良いのではないかと思ってしまう。

 何よりも、命が一番大事だと思うから。

追悼:志村けんさん (ストックホルム~森の墓地・追憶の丘)

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