日弁連代議員会はこんな感じ~その5

2020年3月18日 0 投稿者: sakano

 日弁連会長の挨拶から、代議員会は始まった。

 さすがに日弁連会長は、挨拶のときはマスクはしていなかったが、私が振り返って見てみると、会場にいるほぼ全員がマスクをしているという、極めて異様な集団である。

 そして、会長から代議員会の議長・副議長をどう選任するかという議案が出される。日弁連会則によれば、互選ということになっているが、私が見てきた代議員会では一度も、互選などしたことがない。どうせ動議が出されるだろうと思って見ている。

 会長が、「議長・副議長の選任をいかが致しましょうか?」と述べると間髪を入れずに、「会長!」と声が上がり、会長が即座に「どうぞ」と発言を許可する。実に澱みのない流れで、練習してきたんじゃないか?とすら思えるタイミングの良さである。

 動議は例年通りである。つまり、会則では議長・副議長は代議員が互選するとあるが、~~なので、例年どおり会長に指名してもらうという方法で議長・副議長を選任されたい、というものである。だいたい、いちいち会則なんぞ見てきていないし、配布されてもいないから、周りの雰囲気は、「よう分からんけど、そんな規定があるんならええんちゃう」、という感じである。  

 会長は、動議を受けて、「今の動議を採決します。議場を閉鎖して下さい、代議員の皆様は最決が終わるまで席を動かないで下さい。」と注意する。

 そして、日弁連の職員さんと思われる方が、議場を閉鎖する。

 毎年思うが、実質的な議論がなされるかどうかはともかく、このような形式的なところは、実にきっちりしていることには感心する。

 動議はあっさり可決され、会長が新潟弁護士会の人を議長に、一弁の人を副議長に指名する。

 指名された人も、練習していたかのように席に着き、議事をスピーディに進行させたい、などと殊勝なご挨拶をしてくれる。  議長席の方からは、出席者数は集計中、議事録署名者を3名指名するので挙手・起立して確認したいと述べて、3名を指名する。

 指名された3人の人は、大きな声でハイと返事をして立ち上がる。「返事はハイと元気よく」を地で行くような元気の良さである。

   議長席から、新型コロナウイルス対策のため、役職員・代議員はマスクの着用を求め、消毒液の利用も求められた。いまさら言われても、もう議場に入っているんだけど、意味あるのか?等と、ひねくれ者の私は思ったりする。また換気をしていることを告げた上で、発言用マイクは例年と異なり前方に2本だけの準備で、使用後は消毒済の別のマイクに取り替えるとの注意がなされた。

 副議長からは、発言の際の注意があった。注意といっても大したことではなく、発言を求めたい人がいれば、「議長!」と声を上げて、議長の許可を得てから発言すること、発言する際には所属弁護士会と氏名を述べてから発言すること、程度のお話しだ。

 そこから、ようやく代議員会のメインである、日弁連副会長・日弁連理事・日弁連監事の選任である。

(続く)

この写真はちょっとどこかおかしいのですが、お分かりになりますか?(ストックホルム)

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