日弁連代議員会はこんな感じ~その4

2020年3月17日 0 投稿者: sakano

  今年の代議員会は3月13日にあったので、内容を紹介しておく。  今年は特別に、新型コロナウイルス対策で、咳エチケットを守るようにとの注意や、37.5度以上の熱があって風邪の症状がある人は出席を遠慮するようの注意も出ている。また、消毒液での手の消毒の推奨や、マスクがない人は配布するが数に限りがある、との放送もあった。

 今年は12:30にクレオに上がる階段が解放されたので、階段を上がって受け付けを行った。ちなみに、階段は左側から解放されたが、普段はどちらが先に解放されるかは分からない。

 受付で、所属弁護士会と名前を述べると、代理人数を書いた用紙と代議員名簿を貰える。なお、今年も、私の代理人数は0名だった。  配布された代議員名簿は、次の順番になっている。

 東京  第一東京  第ニ東京  神奈川県  埼玉  千葉県  茨城県  栃木県  群馬  静岡県  山梨県  長野県  新潟県

   大阪  京都  兵庫県  奈良  滋賀  和歌山

   愛知県  三重  岐阜県  福井  金沢  富山県

   広島  山口県  岡山  鳥取県  島根県

   福岡県  佐賀県  長崎県  大分県  熊本県  鹿児島県  宮崎県  沖縄

   仙台  福島県  山形県  岩手  秋田  青森県

   札幌  函館  旭川  釧路

   香川県  徳島  高知  愛媛  

このように弁護士会の名前は、○○県弁護士会という場合と、○○弁護士会と都道府県がつかない弁護士会もあるし、金沢・仙台のように県庁所在地都市名を採用する場合もある。  また、並べられている順番も北から順番でもなければ、50音順でもない。

    どうしてこのような順番になっているのかというと、東京高裁管内→大阪高裁管内→名古屋高裁管内→広島高裁管内→福岡高裁管内→仙台高際管内→札幌高裁管内→高松高裁管内という高等裁判所の管轄範囲内の順番で記載されているのだ。

 実は裁判所データブックでも裁判所の紹介の箇所で、上記のような順番で裁判所の配置が記載されている。  ちなみに、上記の順番は各高裁の格の順番だという話も聞いたことがある。公平・平等を実現すると国民の皆様が信じている裁判所にも、やはりヒエラルキーというものが存在しているようだ。

 なお、日弁連代議員の総数は604名と記載されている。

 クレオの会場内に入ると、椅子が並べられている。横7×縦7のかたまりが演壇に向かって横に三つ、そのかたまりが演壇に向かって縦に二つ並ぶ。その後ろに、横7×縦4のかたまりが横に三つ並べられている。  つまり、今年クレオで準備された椅子の数は、7×7×3×2+7×4×3=378席しかない。  まかり間違って全員出席してきたら、到底椅子の数が足りないが、おそらく既に委任状だけで会場に出席しない人を把握しているから、たいした問題にはならないのだろう。

 私は、最も帰りが楽であると思われる、7×7の左上隅の席を確保できた。時間がまだあるので、事前配布の参考資料や代議員の名簿を眺めていた。するといろいろなことが分かる。

 例えば、日弁連副会長のうち、少なくとも私の知る限り東弁・一弁・ニ弁・大阪は、次年度の当該弁護士会長が日弁連副会長を兼ねる。その点から眺めると、修習期でいえば大阪が一番古い。つまり大阪は、世代交代ができていないともいえるし、それだけベテランが頑張っているともいえる。  

「お、坂野さん、ご苦労さん」という声で顔を上げて挨拶を返すと、相手は大阪弁護士会の今川会長だった。今川会長も昨年の代議員会で選任されて日弁連副会長を兼務されているのだった(残任期は僅かだが)。

 定刻になり、令和2年度の日弁連代議員会は始まった。

(続く)

ご主人まだかな~(NZ ワナカ)

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