週間東洋経済「弁護士超活用法」~その1~ 2010年05月17日投稿

2020年3月9日 0 投稿者: sakano

 2010.5.22号の週間東洋経済の特集は、「弁護士超活用法」だ。

 弁護士人口問題にも関連する内容であるし、若干取材に協力したこともあって、編集部から一部頂いた。現在まだ目を通している段階だが、その中で、「愛知大学法科大学院」が新司法試験合格率が私立大学中№1であるとの記事が目に留まった。

 そこでは、高合格率の理由について、決め手とは言いかねるが、1期生が「僕らは、新司法試験を個人戦ではなく、団体戦で戦った」と語ったように、学生が自主ゼミを開講し討論し合うこと、先輩後輩で気軽に質問し合って疑問を解消していることが、思考重視型の新司法試験にマッチしているのではないか、との研究科長のコメントがあった。

 しかし、旧司法試験合格者からみても、勉強会を組んでお互いに議論しながら悩み、考え、切磋琢磨することは、合格への近道だった。○○会という勉強会は、参加者のうち7割が合格したそうだ、などと半分伝説化している勉強会もあったように思う。暗記重視の旧司法試験と揶揄されるが、暗記だけでは絶対に合格しない試験であったことは、受験をしたことのある人なら誰しも知っているだろう。

 以前書いたが、私も勉強会「ニワ子でドン」に入れてもらって、極めて優秀な受験生仲間と議論したり、間違いを直してもらったりした。また、京大答練という自主的な答案練習会にも参加して、チューターに教えを請い、自らの過ちを是正したりしたものだ。ちなみに「ニワ子でドン」は、参加者の多くが最終合格したので、ひょっとしたら、京大の後輩の間では伝説化していたかもしれない。

 このように、ロースクールで新司法試験に対して効果があるかもしれない勉強法は、旧司法試験でも行っていた受験生が相当数いて、現実に有効であったという事実(少なくとも私の体験)がある。

 したがって、愛知大学法科大学院の学生がとっている戦い方は、新旧問わず司法試験には有効かもしれないと言うことだ。

 今年の新司法試験は終わってしまったが、来年受験する受験生には是非参考にしてもらいたい。ただし、チューター若しくは、参加者の半数以上に実力がないと、勉強会自体が迷走しかねないので、その点にはご注意を。

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