2020 日弁連会長選挙

2020年2月4日 0 投稿者: sakano

 今年の日弁連会長選挙は、5名の立候補者が出て、激しい選挙戦が行われている。 いつもは、日弁連執行部主流派とその対抗馬ということが多い。そして、私の知る限り宇都宮健児氏が会長候補となった2回を除いて(そのうち一度は宇都宮氏が勝利)、いつも日弁連主流派が圧勝してきたのだが、今回は少し違うかもしれない。  というのも、大阪弁護士会の中で見ていると、日弁連執行部主流派の候補を、大阪弁護士会会長経験者などが一様に推薦者などに名を連ねるのが普通なのだが、今回は、大阪弁護士会長経験者も支持する候補が、山岸候補(第二東京)と荒候補(仙台)などを中心に割れているようなのだ。

 これはつまり、日弁連執行部主流派が候補を絞り切れなかった(立候補したい人を説得しきれなかった)ことを意味するだろう。今回、途中で日弁連会長選挙への出馬を断念したとみられる、小林元治弁護士は、おそらく内々で調整(悪い言い方をすれば取引)をしていると思われるので、次回の日弁連会長選挙で最有力の主流派候補として現れることだろう。

 他の候補者を見てみると、愛知の川上候補は、地方弁護士会出身という特色を荒氏に相殺されているのが痛そうだ。千葉の及川候補は、若さ・行動力・しがらみのなさ、で群を抜くが、しがらみがない反面、日弁連内では支持基盤がどうしても弱い。かつて主流派に立ち向かった高山俊吉氏と方向性を同じくすると思われる武内氏は、私から見れば、主張が過激すぎて支持を大きく広げるのは容易ではないように思われる。

 今までの日弁連でいいと思うのか、今までの日弁連ではだめだと考えるのか、キャスティングボードは多数を占める若手の日弁連会員が握っている。 是非とも公聴会での各候補のお話をよく聞いて、自らの未来を託せる候補に投票していただきたい。

テカポの夜景(NZ)

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